森絵都 - カラフル

カラフル という本を読んだ。

ページ数が少なく、2時間くらいで読めた。

内容は十代向けだと感じた。物事を一面だけで捉えて自分の殻にこもっていた主人公が人とのふれあいを通じて一皮むける、みたいな?たぶんカラフルという題名も物事は白か黒かではなく色々あるのだ、ということを示しているのだろう。

登場する同級生はあっさりというか、あまり存在感がない。特に桑原ひろかは人物というよりはモブキャラクターといった感じだ。自分の価値観で他人を動かそうとする主人公の青さを表現するための存在。その役割を終えたらその後は特に見せ場も無く退場する。

主人公は初めてできた友人と同じ高校に進学するようだが、前世から窺える性質的には美術科の高校に進学して、もっと一人の時間を取って内面と表現力を磨く方が大成できるのではないかなと思った。そこは価値観の違いだろう。

どうして主人公が前世を思い出したのかは理解できなかった。

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